こんばんは、苫小牧の松本土地家屋調査士事務所です。
今日で1月も終わりですね、早いものです。
あっという間の一カ月間でしたが、私自身は周りの皆様のお陰でとても内容の濃い一カ月を過ごせました。松本はこの調子で2月、3月と邁進していきます。
本日は「人見知り」について触れたいと思います。
先日、苫小牧中小企業同友会の「新年会」に出席させて頂きました。
1月はその他、北海道建築士会苫小牧支部の総会、司法書士及び土地家屋調査士の合同新年会にも参加させて頂きました。
極度の人見知りで大の話下手な私にとって交流会等の部類はと~っても気が引けるのですが、一経営者の仕事として調査士開業後は「積極的に」とは言えない頻度ではありますが参加させて頂いてます。
調査士開業当時(6年前くらい前かな)は知らない方のお宅のインターホンを鳴らすのも恐ろしかったくらいの人見知り&話下手でした。
そもそも調査士業ってクライアントはもちろん色々な方とお話する職業ですので、今思えば私のこの性格はこの職業にとって致命的でした。
土地家屋調査士業は測量もするのですが、依頼された土地を測量して正しい境界をはっきりさせたらお隣の承諾をもらいに行きます。「正しい境界はここですよ~、新しく境界標入れたいのでですが宜しいですか?」ってな感じでお隣のお話も伺って協議します。この作業を「立会」なんて言っておりますが、この立会作業を何百件とこなすうちに、見知らぬ他人と話をするのはすっかり慣れてしまいました。今では見知らぬ方のお宅のインターホンを鳴らして、初対面の方に不動産の範囲を決めるという重大な協議をするという大変な作業も、朝起きて顔洗って歯磨きするかの様に普通に自然にこなせる様になりました。
でもでも、未だに「交流会」には慣れないです、辛いです。
何故でしょうか。
私なりに実感したことですが、立会業務では、私が現地を測量して計算して精査して正しい境界標はここだ!と自信を持って確信しており、その説明の仕方、話し方も既に経験豊富で慣れています、つまり、「話す」準備が出来ています。その場の会話・雰囲気も私が支配していると言っても過言ではないと思います。なにかイレギュラーが起きても対応できる準備ができており、ありとあらゆる事がマニュアル化されています。
一方、交流会ではどうでしょうか。
以前は、何も準備せずにただ気合いを入れて突撃するのみです。交流会での振舞い方や話し方、話すことの内容、イレギュラーの対応、なにも準備せずに参加していました。
人見知りで話下手な私が何も準備せずに交流会という場に参加するという行為は、今思えば釣りの経験が少ないのに、釣り竿も餌も準備せずに釣り大会に参加するようなものです。
「貴方はここへ何しに来たんですか?」と言われてしまいそうです。
そこで、周りの皆さんの協力を得て、はたまた、自分で本を読んだりネットで情報を調べて「交流会のマニュアル」を作成した訳です。
交流会でも、どう振舞うべきか、どんな話し方をすればいいか、どんな聞き方をすればいいか、イレギュラーの対応はできるのか、自己紹介ではなにを話すのか、事細かく準備をしました。
あとは戦場で実践のみということで、今年は積極的に参加させて頂きました。
その結果、
やっぱり緊張して皆さんの様に上手に、自然には振舞えないですね。
しっかり準備をして、イメージして、練習しても、すぐに上手になれる筈もないですか(笑)
それでも、はじめはインターホンを鳴らすのも恐ろしかった私が、今では平常心で立会業務をこなせる様になったの同様、交流会もきちんと正しい準備をして数をこなすことで、必ず慣れてきて今ほど苦にならず平常心で参加できる様になることは確信しています。
皆さんに支えられ少しづつ進歩している松本でした。
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