こんばんは、苫小牧の松本土地家屋調査士事務所です。
今日は松本土地家屋調査士事務所の測量現場ではどの様な作業をしているのかについてちょっと書いてみたいと思います。
現場作業というと過酷で肉体労働的なイメージをもたれる方も多いかと思いますが、私の様に建設現場で働いた経験のある方からすると肉体的には
かなり楽な作業が多いかと思います。
そう、「肉体的」にはですよ。身体が楽なときは頭脳労働がきつかったりもします。
そりゃ身体がきつい日の作業もあります、60㎝の長さの境界杭を埋設するのに特殊なスコップで30カ所も40カ所も60㎝の穴を掘る日もありますが、そんなにたくさん穴掘りをするのはごく稀です。
境界測量の仕事を受注すると、まず事務所で資料調査を行い段取りを付けてから現場へ出発します。
現場に着くとまず始めることは隣接地への挨拶です。
境界標の測量は土地の境を歩くことも多々あるので、ときには人の土地へ立ち入ることもありますので、その旨説明するのに挨拶周りをします。その後、本地及び区画全体の境界標をボッコで突っついてシャベルで掘ってオタマですくって土をよけて探します。
宝探しみたいなもんです。
肝心な境界標が見つかると嬉しいものです。
ある程度境界標を探し終えると、測量の基準とする点を道路に作って測量を開始します。
測量機器を乗せる三脚を基準点に据え付けて機械を乗っけてグルグル回して観測します。
時折道路で見かけるあれです。
ここでの測量スタッフさんの仕事は、機械を覗く機械マンか、境界標にボッコを立てて測量を補助するミラーマンのどちらかです。
測量する境界の数にもよるけれど、ここまでの流れでおおよそ2時間~3時間、一日でこの作業を3~4現場程回るペースですね。
これまでの作業が「観測作業」で、この観測したデータを事務所に持ち帰って計算し、再度現場で計算した正しい位置に境界標を測設します、穴掘りですね。
なので、現場作業はこの「観測作業」と「穴掘り作業」をランダムに組み合わせて一日で何現場も移動することになります。
立会という恐ろしい業務もありますが、これは松本事務所では本職が担当するので、スタッフさんの出番はしばらくなさそうですね。
なんせ、よく歩くんですよ。
平均市街地が多いけれど、田舎の草原や、山の中での測量もあります。
自然の中を歩いて色んな景色を見て、色んな人と会話して、色んな物が目に入ってきて、結構楽しかったりします。
適度に身体を動かすし、計算や立会を担当する様になると思考労働もやりがいがあります、というか難しいです。
楽しいし、遣り甲斐があるし、将来性もあるし、スキルが身に付くし、もう…
こんないい仕事は他にないでしょう!!
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