本日の境界調査現場です。
以前に一度測量している区画で、境界標も全点入っており測量成果もあるのですが、所有者さんが全点新しい境界標に入れ直して欲しいとのことで、入替前に写真を撮ってきました。
この境界標はブロック塀の際に地中40㎝程のところに入っています。このくらい深いとピンポール(細い鉄の棒)で突っついてみたくらいでは発見は困難です。ですが、当てずっぽうで掘るには深すぎて大変です、発見する前に息切れしてやめてしまうことでしょう。ですから、当事務所では正しい資料を調査して現地にある既存の境界標からテープで距離を測ってピンポイントで掘削して境界標を探します。この際に基準とする境界標が正しいかどうかの判断も重要です、あんまりズレている境界標から測っても結果もズレてしまいますからね。ときには測量機械を用いて測量を行って探すこともあります。とんでもないところに潜んでいる境界標を探すのは結構大変な作業です。大変ですが、この境界標が出てこないと何十万と費用のかかる測量を行わなければいけなくなります。なので私は真剣に手抜きせず探します、モグラの様に掘ります。境界標が見当たらなくてお困りの方、まずは当事務所にご相談ください。