本日は市内某現場において、境界標新設3本、既設境界標の調整1本という作業内容でした。
我々土地家屋調査士は境界問題を解決すべく、依頼地を含む区画全体を測量して調整計算を行い正しい境界を確定し、隣接地所有者さんにご確認を頂きます。
この際、無くなってしまっている境界標を新設する際はもちろんですが、もともと入ってはいるものの正しくない(ズレている)境界標を正しい位置に直す際も隣接地所有者さんの立会、確認をして頂きます。
この「立会」のときに、隣接所有者さんに正しい土地の境界を説明させて頂くのですが、ある日急に見知らぬ人がやってきて「貴方の土地の境界はここですよ~」と言われたら驚きますよね。
近所で境界標の測量が行われますと、境界確定の確認のために立会を求められることがあります、これは、境界不明で不安定な状態を、専門家が測量・精査して境界を確定し、後々、境界紛争となることを
未然に防ぎ、安心して暮らしていく為に必要不可欠な行為です、反対に自分の土地を測量する機会があった場合、隣接所有者さんに境界確認をして頂く立場にもなります。
土地家屋調査士は「土地の境界」に最も詳しい専門家です。
境界確認のお話があったときには、資格者が説明しにきているか、測量、境界確定の経緯、土地の面積は確保されているか、越境物は発生しないか等を十二分に確認して
問題がなければ気持ち良くご快諾して頂けたらと思います。
本日の現場では、もともと入っている境界標が20㎝も自分の土地へ移動するということを説明させて頂きました。
それで面積も確保できていますということと、ズレてる境界標も存在しますということを説明させて頂き、快諾して頂けました。
ですが、正しい位置に境界標を直すことで、ブロック塀やその他工作物が越境するとなると話は簡単には収まりません。
境界問題は時間が経過する程深刻化します、不安なことがございましたらお気軽にご相談ください、安心して暮らす為に必要なことです(^^)
アスファルトの補修を娘が手伝ってくれました、ちょっと手際が悪くて、せっかくお昼に近所の鳥の半身揚げを食べに行こうと思っていたのに、時間が無くなり(海岸清掃が控えていたため)
コンビニ弁当を噛み嚙み海へ走りましたよ。
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